2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧
ふたたび、マイルス熱に冒されつつある。 そこでCellar Door sessions 1970をいま買うべきかどうしたものか、思案した。 今は聞いているひまはないはずだ、報告書原稿を書け、というわけで来週月曜までお預けとする。 と、心づもりしたもののLive Evilを聞い…
"Sequencing in conversational openings," in Gumperz, J. J. and Dell Hymes, Directions in Sociolinguistics, Basil Blackwell, 346-380. labor(二重の意味で)のための再勉強ついでに、ひさしぶりに立ち返ってみる。 相互行為に臨む体制(availability…
調子が悪い。ここのところ、ビデオデータをあれこれ見ながら、もぞもぞ作業をしていたからだろう。それに整理できないまま細かな論点ばかりが出てくるのも、機嫌に悪い。 んなわけで遅ればせながら(というかほとんどの映画は遅れてやって来るのだが)『イン…
The persistence of Memory: Organism, Myth, Text, University of California Press. 到着。ざっと見たかぎり、時間があったら流し読みくらいはしていいけれど……といったタイプの本。 詰めて書かれてない本は、困るのだ。
ほんの5秒程度の同種のやり取りを37個、見比べてみる。正直、頭がくらくらしてきた。ので、下記文献を読み直す。 Heath, C., 1986 Body Movement and Speech in Medical Interaction, Cambridge University Press. Heath, C., 1989 Pain Talk in Social Psyc…
"Co-Constructing Meaning in Conversations with an Aphasic Man," Research on Language and Social Interaction, 28(3), 233-260. あるデータの分析をする必要があって、久々に読み返してみた。 "yes"と"no"、"and"以外にはほとんど話せない失語症男性が…
『心理科学における個人的記録の利用法』培風館(←The Use of Personal Documents in Psychological Science, Social Science Research Council.)
The Use of Personal Documents in History, Anthropology and Sociology, Social Science Research Council. ここの本は,相変わらず製本がぼろい。心理学版は訳が出てるのにね↓。
"Evaluative categories of action and identity in non-evaluative human studies research: example from ethnomethodology," Qualitative Sociology Review, 1(19), 5-30. http://www.qualitativesociologyreview.org/ENG/Volume1/Article1.phpより。 ざ…
とりあえずある報告書原稿用に、下記文献を復習しておく必要があるようだ。 Schegloff, E. A., 1980, "Preliminaries to preliminaries: "Can I ask you a question?" Sociological Inquiry, 50(3-4), 104-152. Schegloff, E. A., 1988, "Presequences and i…
The Momory of the Modern, Oxford U. P. モニュメントから、脳、証人、放浪者のアイデンティティ、「未開」などなど。一見ばらばらな諸現象が、記憶とその研究というキーワードで、記述されているようだ。 また注に載ってるRichard Terdiman, 1993 Present …
アトム・エゴヤンの新作を見た。たしかちょっと前まではエゴイヤンって呼んでたと思うんだけど、いつからこう呼ぶようになったんだろう。ま、それはいいとして、やはり過去を遡っていきながら、関係人物の記憶から様々な手がかりがおぼろげに浮かび上がって…
指定の番号を入れたのだが、何度やっても番号が間違っているといわれ、登録が出来ない。 登録時に必要な番号はこれですよ、とは明記されておらず、この番号を入力すればよいのか、あの番号を入力すればよいのか、右往左往する。数字があればどれでも良いとい…
と、断ったうえで、ハッキングのRewriting the Soulについて、試しに書いてみる。トンでも要約のおそれが大。内心、ビクビクなんだけど……。 虚偽記憶をめぐる論争は、記憶の知識の土台でなされる倫理的・道徳的論争である。その中心にあるのは、多重人格運動…
某研究会のレジュメを入手した。とても勉強になる、ありがたいレジュメ。いろいろもやもやしていたものが見えてきたように思った。