2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

反故にする

いろいろ考え直した結果、いったん提出した論文を反故にすることにした。迷走したまま終わっていた代物だったが、ひとつの論文で見通しがついたような気がしたからだ。 「過去を振り返ること」と「過去に立ち返ること」ーーこの概念対によって、すでにわかっ…

Hacking, I., 2006

Hacking, I., 2006 "Making up pelple," London Review of Books, 28(16), 23-26. 20年前と同じタイトルの論文。つまりハッキングさんにとって、この主題が重要ということなのでしょう(とはいえ今回は、書評誌の記事ということもあり、概略の記述にとどまっ…

Could it have been different?

Eric Hobsbawm によるハンガリー暴動についての史書の書評。 http://www.lrb.co.uk/v28/n22/hobs01_.html Contemporary history is useless unless it allows emotion to be recollected in tranquillity. Probably no episode in 20th-century history gene…

社会調査士

午後は、来年度用の社会調査士科目認定のお仕事をする。 来年度から各カテゴリーの科目で扱うべき内容がびっちり指定されている。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jcbsr/siryou/050901.pdf 試験できないから、カリキュラムでがっちり固めようということなのだろう…

Professeurs honoraires Ian Hacking

久しぶりにみてみたら、名誉教授なんですって。

fishing

報告は終わったのだが、扱ったデータがA. ポメランツの「釣りあげfishing」として、おこなわれていることにいまさら気づく。 これについて乱暴にまとめれば次のようなかんじ。それについて発言する権利が非対称的に配分されている事象があるとして、優先権を…

ポスター終わり

いま朝の5時だが、ようやくポスター作成も終了。協同研究の流れ上、診察をとりあげて新しい分析のようなものをやるハメになったのだが、やってみたら意外におもしろいものが見えてきたと思う。が、むしろ正確には「確認できた」といった方がよいだろう。この…

ポスター

プログラムで確認したら、僕は9日に報告するらしい。そんなわけであわててチケットを買いに行く。 しかし内容にはなにも手をつけていない(一応、データの概要はメモってあるが)。 それにそもそもポスターってどうやって作成したらよいのかしら。 おそらく…

社会学的、あまりに社会学的

よい子のみんな、空欄を埋めてみよう!

Cruelty to children

原稿執筆上、"cruelty to children"の日本語定訳を知りたくなり、近所の図書館に。いろいろ借りてくる。 と、目の前の吉野家に「牛丼」のノボリが。牛丼祭りだそうである。久しぶりに大盛りを、紅生姜をたっぷりかけて食してくる。割引券までもらえた。 しか…

ジャンル?

原稿はあいかわらず。 いろいろ文字をひねり出しながら、しっくりいかない状態を上塗りしている。感じとしては、寝ぐせを強引に寝かしつけているというか、ダメな化粧の上塗りというか。相方にぼやいたら、「そんなことを言っているのはいつものことだ」とい…