2006-01-01から1年間の記事一覧

ようやく終わる

年末年始のお仕事がようやく終わる。ひとつのものには手こずる。締め切りまでまだ少し余裕があるので、最終的判断は来年にすることにして、しばらく寝かせておくことにする。

実習報告書

忘れていたが、前期終了の実習報告書をまとめないといけなかった。 すでに学生さんたちからはレポートは提出されていたのだが、それを添削し、序文をつけて印刷所にもっていかないといけない。決算上、まずいことになる。 内容的には、「モデリング(手本を…

難問

年末年始のお仕事(ibid.)のひとつに取りかかる。 個人的に振り返ると、頂いてきたコメントはひとつをのぞいて、かなり勉強になってきた。それらが僕にとっての手本だ。 しかし、だ。いま取りかかっているものについては、難しい。すごく難しい。僕にとって…

さまざま

校正用に切り貼りする。大幅な手直しのため、手書きでは対応できなくなってしまった。 ハードディスクにたまったキャプチャー用の映像データを圧縮したうえで、捨てる。50分程度(だいたい10G)の映像をH.264で高画質モードで圧縮。約2時間ですむ。以前は4時…

ひと息

ここ1年ほどやって来た仕事にいちおう一括り。といっても自信がある訳じゃない。不満タラタラだ。が、どういう訳だがまとめることができなかった点に暫定的なめどをつけることができた。だから、一段落。 いろいろな方にお世話になった。資料を見つけてくれ…

Ian Hacking, 2006

"Whose body is it?" London Review of Books, 28(24). http://www.lrb.co.uk/v28/n24/print/hack01_.html イアン・ハッキングによる臓器移植本への書評。最近、よく書いてますね。

Coulter, J. 1973

Coulter, J. 1973, Approaches to Insanity, John Wiley & Sons. 古本屋で買っていたものをようやく。ざくっと読んだ程度なんだけれど、後にいろいろなされていくレビュー的論文や概説的な論文よりかはずっとためになるという印象。 いうよりこの人、これ以…

おい○○!

他人である僕に、来年度用のてめえのシラ○スを作成させるとは、どういうつもりだ。みんなにチクるぞ!

一段落?

先週は忙しく、あちこちをかけずり回った。取材、出張、報告。 いろいろと新しい機材が届いたものの、セットアップはしばらくお預け(年内中にはしたいのだが)。 そんななか、古本屋でみつけた→を移動中に流し読み。

反故にする

いろいろ考え直した結果、いったん提出した論文を反故にすることにした。迷走したまま終わっていた代物だったが、ひとつの論文で見通しがついたような気がしたからだ。 「過去を振り返ること」と「過去に立ち返ること」ーーこの概念対によって、すでにわかっ…

Hacking, I., 2006

Hacking, I., 2006 "Making up pelple," London Review of Books, 28(16), 23-26. 20年前と同じタイトルの論文。つまりハッキングさんにとって、この主題が重要ということなのでしょう(とはいえ今回は、書評誌の記事ということもあり、概略の記述にとどまっ…

Could it have been different?

Eric Hobsbawm によるハンガリー暴動についての史書の書評。 http://www.lrb.co.uk/v28/n22/hobs01_.html Contemporary history is useless unless it allows emotion to be recollected in tranquillity. Probably no episode in 20th-century history gene…

社会調査士

午後は、来年度用の社会調査士科目認定のお仕事をする。 来年度から各カテゴリーの科目で扱うべき内容がびっちり指定されている。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jcbsr/siryou/050901.pdf 試験できないから、カリキュラムでがっちり固めようということなのだろう…

Professeurs honoraires Ian Hacking

久しぶりにみてみたら、名誉教授なんですって。

fishing

報告は終わったのだが、扱ったデータがA. ポメランツの「釣りあげfishing」として、おこなわれていることにいまさら気づく。 これについて乱暴にまとめれば次のようなかんじ。それについて発言する権利が非対称的に配分されている事象があるとして、優先権を…

ポスター終わり

いま朝の5時だが、ようやくポスター作成も終了。協同研究の流れ上、診察をとりあげて新しい分析のようなものをやるハメになったのだが、やってみたら意外におもしろいものが見えてきたと思う。が、むしろ正確には「確認できた」といった方がよいだろう。この…

ポスター

プログラムで確認したら、僕は9日に報告するらしい。そんなわけであわててチケットを買いに行く。 しかし内容にはなにも手をつけていない(一応、データの概要はメモってあるが)。 それにそもそもポスターってどうやって作成したらよいのかしら。 おそらく…

社会学的、あまりに社会学的

よい子のみんな、空欄を埋めてみよう!

Cruelty to children

原稿執筆上、"cruelty to children"の日本語定訳を知りたくなり、近所の図書館に。いろいろ借りてくる。 と、目の前の吉野家に「牛丼」のノボリが。牛丼祭りだそうである。久しぶりに大盛りを、紅生姜をたっぷりかけて食してくる。割引券までもらえた。 しか…

ジャンル?

原稿はあいかわらず。 いろいろ文字をひねり出しながら、しっくりいかない状態を上塗りしている。感じとしては、寝ぐせを強引に寝かしつけているというか、ダメな化粧の上塗りというか。相方にぼやいたら、「そんなことを言っているのはいつものことだ」とい…

原稿書き

ほんとうは京都に行っているはずなのだけれども、なぜか研究室で原稿を書いている。 まだ1章しか書けていない。焦らなければいけないはずなのだけれども、なぜか余裕。たばこをやめたあとの自分は、謎の存在である。 再来週は名古屋でべつの報告をしているは…

......

[英 Parkinson disease (PD)]((振戦麻痺 paralisis agitans, shaking palsy, 突発性パーキンソニズム idiopathic parkinsonism)) 中脳黒室のドパミン作動性神経細胞の変性脱落によって、錐体外路性運動障害が出現する変性疾患で、静止時振戦、筋強剛…

あらての記憶術?

「パソコン内を地球に見立て ファイル簡単整理」『日本経済新聞』2006年10月27日朝刊, 15面. 地図上の大陸や都市にフォルダーを見立て、そこにファイルを整理する、その名も「地球」というシステム。 大陸から国へ、国から都市へ、都市から....ひょっとした…

村瀬 学2006

『自閉症』ちくま新書. 第2章「自閉症以前の問題」における序数と順序についての考察は、くどいし回りくどいが、納得がいく。ここが著者の力こぶの入れどころなのだろう。 論点は、秩序の経験的あり様を、時間的次元においてとらえたうえで、自閉症児(のみ…

タイトルが語る怪しい問題

脳は脳、人間は人間。

La gaya scienza

F. ニーチェ『悦ばしき知識』ちくま学芸文庫, 132-3頁。 ある経緯で目にすることになったのですが、この種の箴言に自己を投影してしまうことの危険を承知しつつも、印象を記しておきます。 創造者としてのみ! ーー私がこれまでもっとも苦労してきたこと、そ…

電気製品の故障について

気がつくと壊れている、という故障の仕方はとても困る。 ぶつけたとか落としたとか理由とか原因が分かる壊れ方であればあきらめもつく。けれどもそうでなく、また、まったく使えなくなってしまったというのであれば観念も出来るが、そうでもない。あるていど…

河原ノリエ2006

「ややこしい子とともに生きる(上・下)」『世界』757, 202-213, 『世界』758, 264-275.