2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧
The Mind of Primitive Man,1st edtion, Macmillan.いろいろ寄り道したせいで(なんといっても叙述が退屈なもんで)、だいたい一月かけて、ようやくさっき読了。かつて1938年刊のrivised editionを読んだことがあったが、比較しながら読んでみた。revised ed…
アフリカ系アメリカ人向けの心不全治療薬の販売が米食品医薬局によって承認されたそうだ。 http://www.nikkansports.co.jp/ns/general/f-so-tp0-050624-0007.html この記事には正確に言えば「黒人」って書いてあるんだけど、「黒人」といっても、あるいは「…
The Emergence of A Discipline (University of Delaware, Ph. D. dissertation). 今日はChapter 6. The Confrontation with Nativism。あいかわらず概念的な検討の鋭さとは無縁のたんなる伝記だが、F. ボアズの来歴についての基本的情報も押さえておこうと…
"Essay Review: Multiplying the multiplicity: Are dissociative identity disorders 'real'?" British Journal of Psychology, 90, pp. 451-5. 多重人格障害(解離性人格障害)は発見されたのか、社会的に構築されたのか。シャロックたちは、Rewriting the…
Belladonna
"Ian Hacking on Constructionism," Science, Technology, & Human Values, 26(1), pp. 82-86. というのもあった(忘れてたけど)。まあ、忘れてよいような書評なのだけれど(悲しいことに)。書物の中に自分のThe Social Construction of Mindが載ってたか…
"Historical Ontology," in Historical Ontology, Harvard U. P., pp. 2-16.これによると、歴史的存在論とは、歴史的場における、人間科学の諸概念の分析であるんだという(歴史化されたオースティン、ウィトゲンシュタイン)。んでその課題としては、そうし…
"The Looping Effects of Human Kinds," in Dan Sperber et. al (eds.) Causal Cognition: A Multidisciplinary Debate, Oxford U. P., pp. 351-383. 移動中に読了。おおざっぱな防備録。 自然種と人工種との大きな相違は、後者において記述が当の記述対象'…
"Essay review: multiplying the multiplicity: Are dissociative identity disorders 'real'?" in British Journal of Psychology. 90, 451-455. W. シャロックによるRewriting the Soul評。この批評がおそらく、アンスコムの行為の記述の議論の、過去の行…
http://books.bitway.ne.jp/bunshun/ronten/ocn/sample/ron/05/062/r05062BNB2.html 「男女共同参画」が問いかけるもの―現代日本社会とジェンダー・ポリティクス作者: 伊藤公雄出版社/メーカー: インパクト出版会発売日: 2003/08メディア: 単行本この商品を…
http://books.bitway.ne.jp/bunshun/ronten/ocn/sample/ron/05/062/r05062BNA1.html
次のようなメールが届きました。転送自由とのことなので、掲示しておきます。関係者のみなさま いくつかのMLですでにご存じと思いますが、ジェンダーフリーバッシングが拡大し、ついに国会その他での政治家などの発言の中に、「ジェンダーという用語を使う…
これまで集めた映像データを、シンクロさせ、ICレコーダーで同時にとっておいた音声も、重ねている作業をここのところ行っており、ようやく終了した。 2つの方式でやっていたので、それを比較し、いかに自分が無駄なことをしているかを顧みてみる。撮影場面…
"The Looping Effects of Human Kinds," in Dan Sperber et. al (eds.) Causal Cognition: A Multidisciplinary Debate, Oxford U. P., pp. 351-383. 時間がないので、ハッキングが言う人工種(human kinds)についてのみ覚え書き(相変わらず雑駁な定義だが…
Organic Memory, University of Nebraska Press. 有機体の記憶ということで「記憶説」を扱った書物。著者は文学専攻。第1章はとても明晰だが、第2章以下は、既存の記述のフォローにとどまっているような感じ。よって第1章のみメモ。 「記憶説」について、(1)…
『統計と統計理論の社会的形成』北海道大学図書刊行会.統計と統計理論の社会的形成 (統計と社会経済分析)作者: 長屋政勝,上藤一郎,金子治平出版社/メーカー: 北海道大学図書刊行会発売日: 1999/06メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) …
Birth in Four Culture, 4th edition, Waveland Press.=2001宮崎清孝他訳『助産の文化人類学』日本看護協会出版会。 著者は出産過程を、生物的かつ社会的な過程としてみる視点から見る。それにもとづき、出産がどう文化的に定義され、それがどのような社会的…
近場の劇場で。中盤以降、「ターミネーター2」みたいなのが出てきて、なんじゃこりゃ???Forgotten [VHS] [Import]出版社/メーカー: Sony Pictures発売日: 2005/01/18メディア: VHS クリック: 6回この商品を含むブログ (6件) を見る
"Degeneracy, Criminal Behavior, and Looping," in David Wasserman and Robert Wachbroit (eds.) Genetics and Criminal Behavior, Cambridge U. P., pp. 141-168. Genetics and Criminal Behavior (Cambridge Studies in Philosophy and Public Policy)作…