録画取材

まず授業。ついで市内美術館に両親を拾いに行き、自宅へ。しばし休憩。ついで1ヶ月ぶりの録画取材(SST)。50分ほど。今回は意図せぬところに、補佐の大人が座り、ひとつのカメラとかぶってしまった感じ。急きょ、別のカメラを移動させてフォロー。また、前回、同意書を持ち帰って頂いた保護者の方が、ご丁寧に同意書を持ってきてくださった。どうもありがとうございました。
帰り道、学生さんに飲み物などをサービス。お疲れさまでした。


以下は、見学にもとづく論点。
リーダーが自らの振る舞いでもって見本を示すことがしばしば行われる。言葉で解説をときおり挟み込みながら、見本を実演するという感じで。
一般的に言って、ここで行われているのは、記述にしたがって振る舞いを例示していくこと。そして興味深いのは、例示と解説とが交互にやって来、またその切り替えがそれとして見分けることができる、ということである。
つまり産出フォーマットの切り替えということなのだけれど、フロアの参加者は、フォーマットの具体的形の変化を見分けており、またそれににもとづき、突っ込み笑いを入れていたりもする。こうした産出フォーマットの切り替えと参与の関係の仕組みを記述してみても、おもしろいのではないだろうか。
He-Said-She-Said: Talk as Social Organization among Black ChildrenForms of Talk (Conduct and Communication)