回顧的な...

おきまり的に近所の図書館へ。
CDを聴いたり雑誌を眺めるのにkをむりやり付き合わせる。急にThe Policeが聴きたくなり、Synchronicityをカウンターに持っていって視聴の手続きをする。じつはこのアルバムは、自宅にもあるのだけれど、じつに20年以上も聴いていなかった。おそらく、高校生の時に強烈な印象を受けてやたらと聴いたのだが、その後はぜんぜんフォローはしてこなかった(昨年、再結成されてライブ版も出ていたこともしらなかった)。
さて、というわけで、アニメのCDへの未練たらたらなkにむりやりヘッドホンをかぶせ、ジャケットを見ながら一緒に聴いてみる(もちろん"Mother"はとばす)。かつてはふたつの表題曲やら"Every breath..."が好みだったんだけど、いまとなってはB面の熱くも抑え気味の曲たちがよいな....などと聴いていると、とつぜん聴いたことがない曲が耳に飛び込んでくる。ジャケットを見ると"Murder by numbers"とある。
うーん。ぜんぜんこの曲の記憶がない。初耳である、おそらく。じっさい記憶での印象によると、このアルバムは"Tea in the Sahara"でひっそりと終わっていくはずだった。

Synchronicity (Dig)

Synchronicity (Dig)

....高校の時、ぼくは何を聴いていたのだろうか*1、などと思いながら雑誌コーナーに行くと、今度は『朝日ジャーナル』の表紙が目に入ってくる。実際、今日の日経の読書欄にて臨時復刊されることは知っていた。ではでは、と早速手にとってみる。
この雑誌もやはり高校の時に図書館でよく読んでいた。ちょうど「若者たちの神々」という特集がなされていた前後だったと思う*2。そしてこの臨時復刊号にもその特集にふれた回顧が数頁あり、当時見た記憶のある糸井重里やら椎名誠らの写真に再び目にすることに(別のページにはもちろん浅田彰も出ていたりする)。となれば個人的には、田中康夫(「ファディッシュ考現学」)も...などと期待するのだが、そこまでは期待してはいけないようだ。
というわけで、いくぶん回顧的な一日。

*1:しかし家に戻ってからやはりこのアルバムを確認してみると、やはり"Murder by numbersは入っていた。

*2:たしかにかつてのこの特集における対談はほとんどがただのおしゃべりで、ときにこれがどうして「答え」となるのかすら不明の場合もあった。けれどもその中にあって藤原新也の語りには強烈な印象を受けたことを覚えている