日本国語大辞典第二版編集委員会2001

日本国語大辞典』第二版(小学館)第7巻614頁.

(1)…………*露団々(1889)<幸田露伴>1「人種(ジンシュ)は猶太人にても、支那人にてもよろし」
(2)人を地位、職業、環境などによる生活習慣や気質の違いによって分けたもの。*破戒(1906)<島崎藤村>1・1「いかに金尽(かねづく)でも、この人種の偏執には勝たれない」 *漫談集(1929)見習い諸勇列伝の巻<徳川夢声>「大たい見習いなんて者は、用がなければ良い気になってノラクラしてゐたい人種(ジンシュ)が多いのに、これはまたエライ心懸だよろしい」

日本国語大辞典〔第2版〕7 しゆんふ~せりお