いろいろ

 会議@都道府県会館(永田町)。プレ・シークェンスについて少しばかり報告。基本的な論点は出せたと思う。あとは、これによりながらどれだけ多様な具体例を扱えるかが勝負だろう。また、「社会学的問題」(by リチャード・ ローティ)である、感覚についての言明とその批准の権利配分について、いかに例証できるか(ホントにできるのか、一体!?)が、今後の論点になると思う。
 会議が終わり、書店にて、文庫で出ていた、武田 徹さんの『「隔離」という病い』(中公文庫)とジョナサン・クレーリー『知覚の宙吊り』。
 武田さんの本については、ルポ法読本以外、これまでまともに読んだことがなかった。けっこう近くのところにハンセン病療養施設があったこともあり、気になっており、これを機に読み始めた。まだ途中なので何とも言えないが、文章のテンポの良さが印象に残っている。