届いたもの

引っ越しの作業を継続中。とはいえ、ある事情で家では音を立てられず、だましだましやっている。アンソロジーが二つほど届いた。バルマー&ソロモスのペアによる、人種関係もの。

  • Martin Bulmer & John Solomos, eds., 1999, Racism, Oxford U. P.
  • Martin Bulmer & John Solomos, eds, 1999, Ethnic and Racial Studies Today, Routledge.

前者は、歴史編、後者は現在編といったところでしょうか。
とりわけ役に立ちそうな前者については、人種主義の観念(モッセやポリアコフなどがいる)にはじまり、反人種主義的論考(ガーヴェイら)、人種主義の理論(パークによる、人種関係論)、そして将来(メルッチ)まで、多様な論者による議論の抜粋。

それと、頂き物として(どうもありがとうございます)

  • 山崎敬一(編)『モバイルコミュニケーション』大修館.

携帯電話の会話については、長らく皆さんの懸案になっていたはずで、待ちに待った作品といったところでしょうか。なかなか表紙がかわいいですね。
モバイルコミュニケーション―携帯電話の会話分析