ELAN 入門一歩前

発話と動作の注釈用のソフトを試してみようと少し前から思っていた*1。そこで今日は,ELANというフリーウェアを試してみる*2。ちなみにこのソフトについては,細馬さんがブログで紹介しており,それによるとなかなか良さそうな感じ*3
恥ずかしながら,こうした注釈用ソフトを使うのははじめて。だからインターフェイスからして全くわからない。それでも,音声波形を表示できるのはトランスクリプトでオーバーラップなどを記すときに,便利だとは思う。また複数の動画ファイルを簡単にシンクロできるのも,もう当たり前なのかもしれないが,これまでは専用のファイルを作っていたこともあり,とてもありがたい。
そんなわけで,プリントしたマニュアル片手にあれこれいじっていく。ところがこのマニュアル,「まねぶ」人々のためには書かれていない。素人としてみれば,やっぱ注釈,入れてみっか,などとやりながら慣れていくはずなのだが,そう簡単に注釈は入ってくれない。じゃ,マニュアルを見て,となるのだが,これがマニュアルのあとの方に,ひっそりと書いてある。
そんな感じで右往左往しながら,注釈層をあれこれと加え,各話者の発話と視線を書き加えるところまではなんとかできた。annotationの入れ方こんな入れ方でまだまだ先は長い。



2009年3月19日の追記
コメント欄にもありますが、細馬さんによるELANへの即席入門とショートカット一覧が、下記より入手できます。これでなんとか門までたどり着くことができます。