murmur
毎月、発達障害者などの支援施設に出かけていって、ある訓練場面の取材と撮影をしている。これで丸4年も過ぎているのだけれど、ふとこんなことも考えてみた。 たとえば社会生活やそのなかでのわたしたちの存在について把握するための基礎概念や理論を再検討…
この一月はかなり歯がゆい思いをしてきました。 といっても別にたいした話ではありません。風邪が完治せず週末になると寝込み、回復しそうになると前もって僕がうつしておいた同居人二人からうつしかえされるという状態を繰り返していたからです。 おまけに…
発話と動作の注釈用のソフトを試してみようと少し前から思っていた*1。そこで今日は,ELANというフリーウェアを試してみる*2。ちなみにこのソフトについては,細馬さんがブログで紹介しており,それによるとなかなか良さそうな感じ*3。 恥ずかしながら,こう…
締切が過ぎた原稿の2/3が終了。先ほど送る。 ここまで来ると考える余裕はない。あたかも論じているかのような体裁をとってはいる。けれどもその実,今後考えるべきポイントを自分用にメモっているだけ。今日はこれで退散。 Test Patternアーティスト: Ryoji …
おおよそ4年ほどかかったこの仕事も、この校正で終了です。4年とは悠長な、と言われるかもしれませんが、すべきこととできることのギャップを埋めるのにヒッシで、まだまだ足りない感もあります。 また個人的なことを言えば、(僕一人だけが寄稿論文を書けて…
すでに締切となったある原稿3つのうちの1を作る。 当初は、すでにある場所で報告したアイデアにもとづいてやればよいと高をくくっていたのだけれども、じつは思いかえしてみるとこの報告はどう考えてもあわただしいなかででっち上げた代物だった。そういうわ…
たかだか6000字に満たないある原稿について、そのほころびを繕うのに2日かかる。途中、関連する仕事(じつはど忘れしていた)の片付けなどを差し挟みながらということもあるが、小さな部分がどうにもしっくりこないで修正に手間取っていた。音読を繰り返しな…
昨年からすでに、ダーウィン生誕200年関連の出版や催しがあれこれと目につく。気にはなりつつも本腰を入れるほどの確信は僕には今のところない。結果、目についたものをあれこれと入手したり、徒然に読み拾ったりしている程度である。にもかかわらず、やはり…
すでに盛りだくさんだった僕の今月だが、それにだめ押しするように1週間前に降ってわいたようにやってきた校正の仕事を、ようやく片づける。いつもよりは赤色度が低くてホッとする。Facing Youアーティスト: Keith Jarrett出版社/メーカー: Ecm Records発売…
僕の住んでいる小さな街では、毎年のことだが、先週末から祭りで盛り上がっているらしい。「らしい」というのは、家にはテレビもないし地元紙もとっていないので、自動車の渋滞やかすかに聞こえてくる笛や太鼓の音で察するしかないからだ。 ところでこの笛の…
携帯電話の契約について、いろいろと行き違いがあるらしく、いくぶん神経質になりながら仕事に向かう。途中、雑務なども入るが、なんとか校正を仕上げる。前回同様、真っ赤であり、サブタイトルも変えてしまい、頁数も2ページ増えてしまう。担当の方にはきち…
久しぶりに、一日外で過ごす。額〜手〜背筋が時折ゾーっとしてくるのは相変わらず。やりかけの仕事があるので、宿に入って、明日のための仕事をする。てきぱきとできず、困る。 ウルトラ・オレンジ&エマニュエルアーティスト: ウルトラ・オレンジ&エマニュエ…
いろいろと資料を繰りつつ仮説を作ってきて、不安だけど何とかいけるかなという状態にいたった。けれどももうちょっとと思って、ある関連書籍を取りよせて読んでみると、僕の仮説とほぼ同じことが書いてある。いくぶん内在的検討は足りないが、鍵となる資料…
変化を語ることが意味をなすためには同一性が論理的に前提となる。この同一性は、経験的に確認できる同一性ではないはずだと思う(数的同一性)。私の来歴を語るとき、その語りが意味をもつためには、この私とかつての私は<あらかじめ>同一でなければなら…
Cavalli-Sforza, L. L. &Cavalli-Sforza, F., 1993=1995, 千種堅訳『わたしは誰、どこから来たの』,三田出版会. 古書を某所から購入。しかし落丁してます。問い合わせたら、知らなかった、代金はいいから処分してください、と。どういう商売してるんだろう。…
ここ4ヶ月、仕事場でも家でも車でもキース・ジャレットを聴き直し続けてきた(ただしソロは聴きません)。この間に聴いていた作品の多くは、ある事情でずっと前から家にあったのだけれど、そのあまりに下品なうなり声を除けば、気にとめることもなかった。そ…
ストレッチ運動中に、また背中の右側の筋肉を痛めてしまった。姿勢を正したり、良い姿勢で歩いたりすると、とっさに「ウッ」と声が出てくる。それが自分でもおかしくて、笑いたくなるが、笑うとさらにいたくなるので笑いをこらえる。運動は健康に良くないと…
かりに自己物語が重要な自己の現実だとしてみる。そしてまた、かりに物語ることが現実を構築することだとしてみる。そして心的苦悩はこうした構築された自己物語の有り様だ(あるいはそれに由来する)としてみる。ちなみに「自己物語」に「社会問題」を代入…
メールが二通、やってきた。とりわけ二通目には緊張させられた。5月上旬はかなりきつかったし、またここのところは取材やお家のことなど、なにかと言い訳つけてたるんでいたことを痛感。仕事に戻ることにする。ノスタルジックで幾分ゆるいBGMでおしまいにす…
他人である僕に、来年度用のてめえのシラ○スを作成させるとは、どういうつもりだ。みんなにチクるぞ!
F. ニーチェ『悦ばしき知識』ちくま学芸文庫, 132-3頁。 ある経緯で目にすることになったのですが、この種の箴言に自己を投影してしまうことの危険を承知しつつも、印象を記しておきます。 創造者としてのみ! ーー私がこれまでもっとも苦労してきたこと、そ…
気がつくと壊れている、という故障の仕方はとても困る。 ぶつけたとか落としたとか理由とか原因が分かる壊れ方であればあきらめもつく。けれどもそうでなく、また、まったく使えなくなってしまったというのであれば観念も出来るが、そうでもない。あるていど…