Button & Sharrock

Button, G., and Sharrock, W., 2009, Studies of Work and the Workplace in HCI: Concepts and Techniques, Morgan & Claypool.
95頁ほどの小さなテキスト。コンピュータ・システムの設計という目的に向けたワーク研究とそのためのフィールドワーク方法とへのイントロダクションを目的としているらしい。
察するにとりわけ後者の目的に力点を置いているようです。実際、6章「エスノメソドロジー的ワーク研究をどのように行うか」は30頁と本書の実質的内容の半分近くの頁が費やされている。節見出しを追っていくと、フィールドワーク法の要所がいくつかのmaximとしてまとめられていたりして、会話分析的研究以外の仕方でエスノメソドロジーの調査をしていくためのよいガイドとなりそうな印象があります。

Studies of Work and the Workplace in HCI: Concepts and Techniques (Synthesis Lectures on Human-Centered Informatics)

Studies of Work and the Workplace in HCI: Concepts and Techniques (Synthesis Lectures on Human-Centered Informatics)


いくぶん緊張を要する個人的な事柄がなんとか無事に終わりましたので、ほぼ2ヶ月ぶりに書き込んでみました。この間、翻訳を除いて仕事にはほとんど手を付けることができませんで、結果、原稿は締切をとうに過ぎ、第二締切が近づいているようです。